ターメリックを炒めてみる。
今日はターメリックのおはなし。
年末に、さつまいもを煮て栗きんとん風にするため、色づけ材料としてターメリックパウダーを買いました。日本でならクチナシを使うのですが、仕方ない。代用品です。
年末のさつまいもきんとんは、それなりの見た目で美味しくなったのですが、それ以来ずっと引き出しで放っておかれたターメリック。を料理に使うことにしました。
玉ねぎ・じゃがいもをニンニク油で炒めて、メティという葉物野菜も刻んで加え、塩コショウしてから ターメリックパウダーをほんの耳匙2杯くらい振り入れます。クチナシと違って、ターメリックは入れ過ぎると土臭く(!)なるらしいので注意…
じゃがいもと玉ねぎが思いっきり黄色くなります。インド料理に、黄色い見た目が多い訳が判然としました……ターメリックの色づけ力の強さゆえだったと!
旨み材料としてちりめんじゃこも入れたのですが、ターメリックと喧嘩することもなくまとまりました。
ターメリックのほか、コリアンダーとかクミンも、インドでは各家庭にマストなスパイスらしいです。こんど試してみたいと思います!
乾燥肌と戦うヒマラヤ
乾季がすっかり終わったというのに、乾燥肌に悩まされております。
日中はそこまで気にならないのですが、夕食後から入浴時に脱衣する時間帯、お腹まわりの皮膚が強烈にかゆくなります。つい掻きむしってしまい、一時期は赤くただれたようになってしまってました。やっぱり病院へ行こうか、と考え始めた週末に出会ったのが、こちらのクリーム。
ヒマラヤというメーカーは、アーユルヴェーダ系コスメもやってるような自然派(たぶん)のブランドです。Nourishing = 滋養、食べさせる。
肌をいたわるクリームかな、と当たりをつけて買ってみたところ… これがまことに良く肌に馴染み、べたつかずカサカサ肌を改善してくれました!
カサつきはまだあるものの、ヒマラヤのクリームを毎晩塗り始めてから3日ほどでかゆみも赤みも無くなりました。素晴らしい…!
※このクリームを買う前に、PONDという別のブランドのスキンクリームを使ってみたのですが、これはあまり効果なし。肌との相性ですね
日本へのお土産としてもハズレないと定評のあるヒマラヤの商品。
50g で75ルピーです(100円くらい。)
インドでイチゴ狩り
1か月ほど前ですが、Pune近郊の景勝地・イチゴの名産地・避暑地として有名なHill Stationのひとつ、Mahabareshwarへ行きました。
プネー市街地からは車で3時間ほど。朝7時に出発すれば10時ごろ到着し、現地の城跡や物産エリアや観光地を見て回ることができます。
今回は、Maploの工場&直売所→乗馬コースもある景勝エリア→旧城跡という3点をメインに見て回りました。コースはドライバー任せ!
現地でガイドを雇うこともでき、効率的にたくさんの名勝を見て回りたい方にはお勧め。ただし「田舎の観光地あるある」で、見どころ一つ一つが結構離れて点在しているため、移動時間にはたっぷり余裕を見ることが必要です。
イチゴ売りの青年。「フォト、オーケー?」と言って撮らせてもらいました。(照れ笑い👆)イチゴはとっても甘くてジューシー!
半分は生のまま、残り半分はコンポート風にして冷やして頂きました。
(左)乗馬体験コースあり、バスツアー客に人気でした。(右)この辺りではイチゴ以外にも、ベビーキャロットという名前で10cmくらいの人参も名産のようです。はりねずみのような陳列で(笑)
プネー市内に比べると、標高が高いため夏でも数℃、気温が涼しいのだそうです。人混みの避暑地にはあまり惹かれませんが、閑散期を狙ってのイチゴ狩り小旅行なら、「あり」だと思います。
ランチビュッフェ@MARRIOTT SUITES
ふだんは自炊で頑張っているので「たまには美味しいもの食べてきたら」と旦那さま(👈こういう時だけは「サマ」!)が言ってくれまして、ホテルのランチビュッフェに行ってきました。
日本でも、憧れはありつつも実行したことのなかったランチビュッフェ@五つ星ホテル!
日本人の友人女性とふたりで、スケジュールを合わせてHOTEL MARRIOTT SUITES へ。
ビュッフェ・レストラン自体は席数が40程度と少なく、そのため座席とビュッフェカウンターが近く、人も少なかったので落ち着いた雰囲気で食事できました。お料理はイタリアン中心、インド料理も一部あり。
オシャレな生サラダ、ハーブで繊細に味付けしたチキン、オーダーが入ってから焼き上げるピザ、パスタ、パリパリのパン...!!挙げたらきりがありませんが、本当に申し分のないランチでした。リンゴとヨーグルトの冷たいスープも、お代わりするほど美味。
スタッフも丁寧かつフレンドリーで、気持ちよく食事ができました。
★MARRIOTT SUITES ランチビュッフェ 12:30~、1800ルピー/人★
「ちょっといつもよりお洒落をする」「ちょっと普段よりイイものを食べる」って、気持ちがポジティブに高まるものですね
インドで初めての映画
インドはハリウッドに次ぐ・巨大な映画市場があるというのは有名な話しです。ムンバイの旧名ボンベイの頭文字をとって、ボリウッド映画。
せっかくインドに居るのだし、一回くらいはと思い立って街中の映画館へ行ってきました。今日やっている映画から、なにか適当に選べばいいやという軽い気持ちで。
チケットオフィスの前に貼ってあるポスターと、スケジュール表を見比べ、コメディ映画らしき「TOTAL DHAMAAL」をチョイス。チケットは大人一枚140ルピー(220円くらい。)
映画館に入ると、日本のイオンシネマと似た雰囲気!薄暗い照明と高い天井、ポップコーンの匂い、ドリンクやスナックを買うために並ぶ人たち。映画館なんて数年来行っていなかったので、ロビーに入るだけで少しわくわくします。
上映スタートの5分前に席につきました。シートは意外と(失礼)クッションがしっかりしていて、リクライニングつき。
上映は時間通りに始まったのですが、その最初の2分で、スクリーンにインドの国旗がばーんと映され、観客全員が立ち上がり、国歌?が流れはじめました。「えぇっ?!」とおどおどしていたら、隣に座ったインド人から立つようにと仕草で教えられたので、一緒に起立。
この上映前の全員起立&国家斉唱のほか、カルチャーショック多数あり
・作品自体は、一獲千金を狙う男女の群像劇といった感じで終始コメディ
・ヒンディー語の上映、英語字幕ありでしたが、展開が早すぎて字幕を追えず。雰囲気で半分くらいは分かったような、分からなかったような。
・映画の始めと終わりに、宝塚ミュージカルも顔負け・キラッキラに派手な歌&ダンスシーン(これが俳優紹介かキャラクター紹介だったのかも。)
・スピーカーの音量がうるさすぎて疲れた
・笑いの沸点が、インドは違うんだと実感。「え、今のそんなに面白かった?」と日本人ならちょっとシラケてしまうようなギャグシーンで、会場は大盛り上がり。
・映画は120分ものと尺としては普通だが、60分過ぎたところで一度休憩が入る。何分間休憩ですよ、という親切なテロップはもちろん出ない。今回は10分くらいでした。
・インド人的「美女」の典型を見た。(目が大きくてアイラインバッチリ、ゆるふわロングヘア、手足が長い、ウェストの細さよりもグラマラスなほうが美人)
ドタバタギャグコメディはちょっと鑑賞疲れすることが分かったので、また次があれば展開がゆるやかなラブストーリーか、ハリウッド映画にしようと思いましたー
インドで飲んだバターミルク
インドで初めて見た飲み物「バターミルク」のおはなし。
インド人ドライバーが「おいしい飲み物がある」と言って連れて来てくれた一軒のドリンクスタンド。現地語(マラティー語かな)で書かれた看板を眺めつつ、言われるまま一杯注文しました。
店の前のベンチにはインド人男女が5~6人座って、みんなバターミルクを飲んでいます。ビールジョッキになみなみ注がれた白濁...おそるおそる口をつけます。
感想は、さっぱりしていて・あまり甘くないカルピス。ほのかに発酵味もあり、飲んだ後から塩味(!)とマサラスパイスの風味がふわーっときます。旦那とわたしの「ミルクなのにしょっぱい...」という微妙な表情をよく察していない様子のドライバーは、「どう?おいしい?」と素直に聞いてきます。(旦那が「うーん面白い味だね!」と答えて場を丸く収めました。)
聞くと、これはマサラ味バターミルクなのであって、プレーンもあるそうです。夏には特に、インド人に人気の飲み物で、大人から子供までみんな好きなんだとのこと。一杯15ルピー(23円くらい。)
なぜ呼び名がバターというのかは、謎です。※バターは入っていません。
インドでアイスを食べる ~コールドストーンならぬクリームストーン~
とても日差しの強い午後だったので、誘惑に負けてアイスクリーム店に駆け込みました。
今日、初挑戦したお店は有名なアイスクリーム店COLD STONEならぬ、CREAM STONE。店名もロゴマークも、本家に似せているように見えるのは、私だけじゃないはず…
お決まりの冷凍鉄板もちゃんとありました。ナッツ系と迷ったすえ、季節商品らしく書いてあるライチ・ラテを注文。(ライチとバニラアイスのミックスとの説明。)
冷鉄板の上でバニラアイスをさくさく混ぜ、生ライチも刻み込み、1分ほどで完成。仕上げに生ライチを一粒のせ、シロップをかけて手渡されます。126ルピー(180円くらい。)
食した結果は、、おいしかったです! 半凍状態のライチのショリショリ食感、バニラアイス自体は甘すぎず、ワッフルコーンもぱりぱりで。インドではしばしば「なぜこんなに甘くした...」と舌を巻くほど甘いバニラアイスが多いので、甘さの丁度良いバニラって貴重なのです。
ご馳走様でした。
CREAM STONEはプネー市内あちこちに点在するチェーン店なので、暑さに参った時にはまた、訪れたいと思います。