インドで土偶に恋をする

インド Puneにて、2021年から駐在妻生活を再開。プネーの生活あれこれを綴るブログ

インドで初めての映画

インドはハリウッドに次ぐ・巨大な映画市場があるというのは有名な話しです。ムンバイの旧名ボンベイの頭文字をとって、ボリウッド映画。

せっかくインドに居るのだし、一回くらいはと思い立って街中の映画館へ行ってきました。今日やっている映画から、なにか適当に選べばいいやという軽い気持ちで。

チケットオフィスの前に貼ってあるポスターと、スケジュール表を見比べ、コメディ映画らしき「TOTAL DHAMAAL」をチョイス。チケットは大人一枚140ルピー(220円くらい。)

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映画館に入ると、日本のイオンシネマと似た雰囲気!薄暗い照明と高い天井、ポップコーンの匂い、ドリンクやスナックを買うために並ぶ人たち。映画館なんて数年来行っていなかったので、ロビーに入るだけで少しわくわくします。

 

上映スタートの5分前に席につきました。シートは意外と(失礼)クッションがしっかりしていて、リクライニングつき。

上映は時間通りに始まったのですが、その最初の2分で、スクリーンにインドの国旗がばーんと映され、観客全員が立ち上がり、国歌?が流れはじめました。「えぇっ?!」とおどおどしていたら、隣に座ったインド人から立つようにと仕草で教えられたので、一緒に起立。 

この上映前の全員起立&国家斉唱のほか、カルチャーショック多数あり

・作品自体は、一獲千金を狙う男女の群像劇といった感じで終始コメディ

ヒンディー語の上映、英語字幕ありでしたが、展開が早すぎて字幕を追えず。雰囲気で半分くらいは分かったような、分からなかったような。

・映画の始めと終わりに、宝塚ミュージカルも顔負け・キラッキラに派手な歌&ダンスシーン(これが俳優紹介かキャラクター紹介だったのかも。)

・スピーカーの音量がうるさすぎて疲れた

・笑いの沸点が、インドは違うんだと実感。「え、今のそんなに面白かった?」と日本人ならちょっとシラケてしまうようなギャグシーンで、会場は大盛り上がり。

・映画は120分ものと尺としては普通だが、60分過ぎたところで一度休憩が入る。何分間休憩ですよ、という親切なテロップはもちろん出ない。今回は10分くらいでした。

・インド人的「美女」の典型を見た。(目が大きくてアイラインバッチリ、ゆるふわロングヘア、手足が長い、ウェストの細さよりもグラマラスなほうが美人)

 

ドタバタギャグコメディはちょっと鑑賞疲れすることが分かったので、また次があれば展開がゆるやかなラブストーリーか、ハリウッド映画にしようと思いましたー