インドで土偶に恋をする

インド Puneにて、2021年から駐在妻生活を再開。プネーの生活あれこれを綴るブログ

ひよこ豆を煮る

 

グリンピースを買いたくて八百屋さんに行ったのですが、鮮度のいいのが売ってなかったので 代わりにひよこ豆を買いました。

人生初めて、ひよこ豆を自分で煮ます。

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乾燥ひよこ豆をさっと洗って、まずは一晩水に浸します。

 

翌朝(豆が膨らんだりはしてませんでした。)お水を変えて火にかけ、アクを取りつつコトコト煮ること30分。

「茹で汁にも栄養と旨味が残っています」とクックパッ●には買いてあったものの、煮汁が茶色く濁っていて美味しそうでもなかったので、捨ててしまいました。(ただ煮汁につけたまま冷ました方が、後々まめの薄皮をむく時に有利だったと後で気づくことに……)

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薄皮とはいえ無視できない厚さの皮、覚悟を決めて一粒一粒剥きます。旦那はもちろん手伝ってくれません!

初めは要領を得ずもたつきましたが、三分の一ほど剥き進む頃にはだんだんと慣れてきて「つるん」と剥けるようになりました。コツとしては、煮汁に浸したまま冷ますことで薄皮を柔らかい状態にしておくこと、始めに芽の出る(豆のてっぺん)ところをつまみ取り、豆のおしり側から指で挟んで押し出すようにすること。すると豆がぷりっと薄皮から出てきます。

 

豆は薄皮から剥いてもうす茶色ですが、食べてみると馴染みのあるひよこ豆の味と食感。日本では缶詰めでしか知りませんでした。

もちろん缶詰めの豆は大きさ・形とも粒ぞろいで、白花豆のように白い姿。「薄皮を剥くのも、もしかして薬剤で溶かしたりするのかな」「あの白い缶詰め豆は、漂白処理されたものだったのかしら」と色々考えさせられました。日本では考えた事もなかったですが、野菜の一次生産者がより生活に近いところにいるインドで、初めて見えたことの1つです。 

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最後に、ひよこ豆に塩コショウとオリーブオイルで和えて保存します。こうすることで豆の味と風味が長く持つんだとか。(クックパッ●調べ)

インドで風邪をひいた話

 

風邪を引きました

 

インドに越してきてはや2ヶ月、よく言われる「生活に慣れて緊張も緩んできた頃」に、こういうのって訪れるものなのですね。

感染源は明白で(9割方、旦那の同僚のインド人に移された)初めは日本から持ち込んだ風邪薬を飲んで誤魔化していたんですが、いよいよ体が火照ってきて発熱しそうな予感がしたため、本日初めて、インドの診療所へ行きました。

日本語のできるインド人サポーターに付き添ってもらい(予約もお願いして)18:00すぎに診療所へ到着。看板がマラティー語だし、Google MAPにも表示が出てこないので一瞬怯みましたが、後戻りはしません。恐る恐る中に入ります。

 

入ってみると、意外とちゃんとした雰囲気。清潔感があり、うっすら消毒薬のにおいがします。スリッパは無いので裸足で、カウンター前のベンチで待つこと20分。アイコンタクトで、診察室へ通されます。

診察室で待っていた医師はワイシャツにネクタイ(桜色)をきちんと締めていて、サイモン・ペグ似。「さて、症状は?」「熱はある?だるい?」といった問診の英語も聞きとりやすく、胸と背中に聴診器を当てて呼吸音を確かめた後、さらさらっと薬の処方箋を書いていただきました。

「薬は〇と△を毎食後に1錠ずつ飲むこと。5日間分処方するから、その後まだつらかったら連絡してください」丁寧な説明を受けて、診察自体10分ほどで完了。最後に「あなたの名前はマラティー語で書くとこうですよ」というメモ書きももらえました。親切。

 

診療所に隣接する薬局で薬を買って帰りました。診療代と薬代を合わせても1,000ルピー未満(1,300円くらい)安かったです。

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インドで初めての処方薬。見た目も怪しくはない(失礼)

 

最後に。日本から来られる皆様、冷えピタだけは日本から持参することをお勧めします!!

日本からインドへ、初めての小包

日本の親族から、小包が届きました。あまりに嬉しかったので、映えない写真ですが載せてしまいます(笑) 輸送方法は、日本郵便のサービス「eパケットライト」です。 

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段ボールは凹みまくってましたが、開けられた様子は買ったので一安心。

どれも日本の品というだけで嬉しいですが、なかでも感動したのはフリーズドライのお味噌汁。ちゃんと具が、お湯で復活するのです。日本の技術力ってすごいなと感嘆。

さきいか」おつまみ系はやっぱり日本のものがおいしいです。とくに魚介類乾物系はインドでは買えませんから。手荒なインドの物流にあっても、砕けたり割れたりしませんし。(※ごぼうチップスは、半分くらい中身が粉々になっていました……)

 

海を越えて、日本からインドへ物が届くってすごいことなのだなーと、凹んでべこべこになった段ボール箱を見て(※きっと投げられたり転がされたりしたのでしょうね)しみじみ思うのでした。

インドの果物 ~RED PELU~

インドでの果物チャレンジ、第二回目はこちら。

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握りこぶしほどの大きさ、黄緑色でころんとしています。こちら、日本ではジュースでお馴染みの「グァバ」です。インドではペローと呼ぶみたい。

買う時に八百屋の店主に「ホワイト?ピンク?」と聞かれましたが今回はピンクを購入。白いグァバってあるのか...と初めて知りました。買ってから3~4日室温において追熟させます。皮が触って柔らかく、甘酸っぱい香りがしてきたら食べごろとのこと(Google調べ)

切った断面は鮮やかなピンク色、しかしスイカのように種が中央にびっしり座っています。種が本当に硬くて、消化にも悪そう、しかしスイカのようにプププと吐き出すにはあまりに小粒という食べにくさ!

わたしは、中心部分のワタとタネをスプーンで除いて、外側の果肉だけを食べました。とろんと不思議な食感、ほんのり甘酸っぱい味です。 旦那は「ワタが一番甘いんだ」と言って、種も気にせず食していましたが、あとでお腹を下したりしないかな...と内心ソワソワ。(←結局、何ともなさそうでした。)

 

PELUは市販のカップアイスのフレーバーにもよく登場してまして、インドでは一般的な果実のようです。今から夏まで通年で出回っているのか・これからウォッチングしていこうと思います

インドでやりたい30のこと

日本の友人と電話で喋っていたら「死ぬまでにやりたいこと100」の話題になりました。せっかくインドに来ているので、こちらでやりたいことがいくつ見つかるか,書いてみます。年末や、一時帰国時、そして旦那の帰任が決まったら、また見返してみようと思います。(※しかしどう頑張っても、インド縛りで100は無理でした...)

 

インドでやりたいこと30

  1. サリーを買う
  2. ヨガを習う
  3. 鍋でインド米を炊く
  4. 今まで見たこともない果物を食べてみる
  5. 旬のマンゴーを飽きるほど食べる
  6. 浴衣を着て出歩く
  7. ゴア観光へ出かける
  8. ゴアのビーチでSUPに乗る
  9. スリランカを旅行する
  10. Nashikのワイナリーへ行く
  11. ゆび触りのいい・黒地のインド更紗を買う
  12. 骨董品ぽい小鉢を買って、抹茶碗に見立てる
  13. オートリキシャーに乗る
  14. インド人のマダムから料理を教わる
  15. 美容院で髪を切る
  16. 自分でチキンビリヤニを作る
  17. ゴールドのイヤリングを買う
  18. 腕にヘナアートを描いてもらう
  19. シアターでインド映画を鑑賞
  20. (一時)帰国した時に、寿司屋で好きなネタを好きなだけ食べる
  21. 日本の故郷にエアメールを送る
  22. インドも住めば都だよと、日本の友達に伝える
  23. インド人に抹茶をふるまう
  24. 石窟寺院を見に行き、異国の歴史に感動する
  25. インド人だらけのパーティで、一緒にダンスを踊る
  26. 部屋に観葉植物の鉢植えを置く
  27. 自分がヒンディー語をペラペラに喋っている夢を見る
  28. 休暇にタイかシンガポールへ行って、お買い物天国にひたる
  29. クリケットの試合をスタジアムで観る
  30.  インドのお祭りに参加する(ディワーリ祭、ホーリー祭)

インドでアイスを食べるなら。~Natural ice cream~

 

プネーに住み始めて、初めてアイスクリーム屋さんに立ち寄りました。

これが何ともおいしかったのでご紹介(備忘録も兼ねて。)

Natural Ice cream http://naturalicecreams.in/

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どうやらムンバイやデリーにも支店があるのですね。

 

季節のフレーバーGUAVAと、オールシーズンからKesar Pista(ピスタチオ)を注文しました。ダブルでワッフルコーンにしても、140ルピー(220円くらい)と安かったです。しかし、アイスのクオリティがすばらしい!ピスタチオもグァバもさっぱりと甘くて、素材の風味そのものが感じられました。砂糖の甘さでごまかしてない感じ。

メニューも豊富で、定番のバニラやナッツのほか、種々のフルーツ、季節の味としてイチジクやニンジンもありました。 

店内と、外にもベンチがあったので、さわがしい通りを眺めながら堪能。こう暑い国ですから、アイスクリームがおいしいのは嬉しい発見です!

インドの果物 ~BER~

インドでは午前中から夜まで、道路脇に野菜売りの露店が見られます。

露店と言っても屋根はなく、木箱やリヤカーに野菜を並べて・秤を置いてあるだけの質素なもの。毎朝皆さん、どこかから忽然と現れます。外国人とみるとぼったくり価格を要求されるのであまり買い物しませんが、「これはアタリだ!」と思える果物との出会いがあったので、ご紹介します。

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ゴルフボールをひと回り大きくしたくらいのサイズ、緑色でつるんとしています。切ってみると中心に種があり、すももの様に実とくっついています。お味は、青りんごと梨を足し合わせたような、、、ショリショリしていて爽やかに甘かったです。

 

例によって名前がわからず、あとで旦那が調べました。

英名はJujubeまたはIndian Ber、なんと日本でいう、ナツメでした! びっくり。デーツという名前で、茶色くドライフルーツになったものなら知っていましたが...なつめって生でも食べられる果物だったんだーと感心。(旦那からは、生食できない果物なんてないでしょと突っ込まれました。)

しかしとっても美味しかったので、また見かけたら買い求めようと思います。

次回は値切り交渉もできるといいなぁ。