インド全土、3月25日から3週間のロックダウン
3月24日20:00PM、モディ首相のスピーチにわたしたち駐在夫婦は騒然としました。
インド全土が、明朝0時から21日間の外出禁止(LOCKDOWN=封鎖)となります。
コロナウイルスが少しずつ拡大するインドで、これまでにもショッピングモールや映画館・ジムの営業一時停止、一般企業の在宅勤務指示、市内の車両(バイク・車)走行規制と、段階的に対策が打たれてきましたが、今度はインド全土でのロックダウン(外出禁止令)発令です。
※3月22日時点では、インド国内感染者:415例(死亡7例)でした。
13億人の人口を抱えるインドは、今後21日間が感染拡大防止に向けての重要な期間と言えます。
旦那の仕事はすでに在宅勤務が始まっており、期間も3月31日までの予定でしたが、4月15日まで延長の可能性も出てきているみたいです。
少なくとも今後3週間、生活がどうなるのか、不安を禁じえません。
1秒でわかる心の内論 ~日本女性 対 インド人男の場合
繊細な性格かどうか、日本女性か否か、どんな仕事をしてるかによらず、
目が合った時の頬の表情、握手した手の温度、並んで歩く距離などの一瞬から、女性は多くの情報を読みとれる生き物である。これは、女性特有の生きる知恵と言ってもいい、と私は思っている。
インドの男性は押しなべて女好き、そして恋愛経験に乏しい男が多い。慣習的にお見合結婚がほぼ大多数、それも30歳になるころにはアレンジ済みというのが定説である。つまり女性と接する経験数がごく限られたまま、彼らは年を重ねてきている。
そのせいだと思うのだが、
八百屋の店主からタクシーのドライバー、ショッピングモールですれ違う通行人にさえ、日本女性はじろじろと物珍しげな視線を浴びる。これが駐妻生活スタートした最初は、気持ち悪くて仕方なかった。
肌の色、目鼻だちがこうもインド人女性と違うのだから目立っても仕方ないのだが、彼らの興味津々の視線には遠慮がない。ただの1ミリも無い。
タクシーのドライバーに至っては、去り際に「グッバイ、マダム」と言いながらにやっと笑って握手しようとしてくる奴もいる。彼らに悪意はない、ただ人懐っこく女好きなだけである。
いずれ日本に帰ったら、日本人男性は10人が10人とも、奥ゆかしく優しいジェントルに見えたりするのかしら。慣れって恐ろしい!
桜咲く3月の。
今年の東京は暖冬の影響で、桜が早咲きだそうですね。
日本に住む友人が花の写真を見せてくれ、関東ではすっかり春爛漫の桜色!
プネーには春という概念こそないものの、この時期から咲き始める花木もあります。
春だなぁ
桜の木の下にブルーシートを広げて、缶つまと日本酒で花見がしたいね。なんて。
本日3月22日はCurfew Dayということで外出できず。数か月越しに読みかけだった本を読破。
経営者としての責務、社運を賭けたスニーカー開発という夢への追走、など面白い要素はたくさん盛り込まれていたものの、、、すこし吸引力に欠ける読後感でした。時間を置いてまた、読み直したら印象は変わるかも?
新しい服を買ったなら。
暇になるとついスマホを手に取ってしまうのは、日本でもインドでも変わりない。
しかし時々、そんな「目的もなく開いたスマホ」からちょっとイイTipsを発掘することがある。例えば、
ある人のブログから見つけたフレーズ:
わたしは現在の自分の体型にあった服を買うようにしている。あまりにインド服が好きなので、散財しすぎかと不安になることはあるが、買物(実店舗・オンラインショップ問わず)をして後悔したことは一度もない。
今の私に合う服を買い、それを長く着るために、美容・健康に自然と気を使うようになった。
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なるほどーと思った。そういうモチベーションによって、美と健康に自身を向わせるのもアリだよね、と。
私はあまり服を買わない方なので、新しい服を買うときはじっくりゆっくり吟味する。(余談だが、これには時間がかかるので、誰かと一緒に服を買いに行くのは少々苦手だ。相手を待たせているのではという不安感が、購買意欲を急速に萎えさせる)
吟味して買った服は、出来るだけ長く着たい。
タイムリーに、UNITED COLORSでTシャツを一枚買ってしまった。(しかも今までは手を出したこともなかった配色の花柄!魔がさしたとしか思えない。)
すっきりとした体形(理想)で、この服を長く着るためなら毎晩就寝前の腹筋だって、苦ではなくなる。...はず。
吉村昭著「高熱隧道」
知人の勧めで手に取り、すっかり度肝を抜かれました。
舞台は、黒部渓谷にダムと水力発電所を建造するための、トンネル(隧道)工事です
冒頭から巻末まで、死の暗い影が付き纏いつづけます。
惨たらしい屍体や、想像を絶するほど劣悪な労働環境が何度もでてきます。だけどそんな、残酷なこともざくざく描写してしまう吉村さん。
綿密な下調べあっての作品なんだろうと、ひしひし感じました。それでいて、史実ばかり並べて重たくなることもなく、人間のしぶとさ・純朴さと醜さみたいなものが巧みに描かれて、読み手の意識を離しません。
ドボ女(土木系女子。私のような!)もそうでない方も、一度は手に取って見てほしい一冊です。
読み終わってぼうっとしながら、次に読みたい吉村本はこれ。
山(=脅威としての自然)に挑む人間模様として、こっちも気になる。
赤バナナ、茶バナナ、黄バナナ
はい、バナナのお話しです。
インドではいつでもどこでもバナナが手に入ります。バナナ生産国としてはフィリピンが真っ先に浮かびますが、これは日本に輸入されるバナナのほとんどがフィリピンか台湾産だからですね。
逆にインドがそこまでバナナマーケットにおいて有名でないのは、生産したバナナを全部国内で消費しちゃう(輸出しないから日本人の目にも届かない)からじゃないか、、、と思っております。(違ったらごめんなさい)
日本で見る細長いバナナ、小さくって甘みの強いモンキーバナナはもちろん、こんなのも売っています。
買ってみました。(旦那に「え、買うの...?」と白い目で見られました。笑)皮はくすんだ赤、一本一本も太くてずっしり重量感があります。
皮を剥いてみると、アラ見慣れた白い姿が。黄色いバナナと変わりません。歯ごたえはさくさくとして、黄バナナをまだ未熟なころに食べたときの感じ。甘みは控えめで、さわやかな酸味があります。うん、悪くない。
「赤茶色のバナナなんて、渋くって酸っぱくって固くって、とても食べられないシロモノだったらどうしようー」と思って足踏みしているアナタ!赤バナナは試す価値ありですよ~(^^♪