インドで土偶に恋をする

インド Puneにて、2021年から駐在妻生活を再開。プネーの生活あれこれを綴るブログ

1秒でわかる心の内論 ~日本女性 対 インド人男の場合

 

繊細な性格かどうか、日本女性か否か、どんな仕事をしてるかによらず、

目が合った時の頬の表情、握手した手の温度、並んで歩く距離などの一瞬から、女性は多くの情報を読みとれる生き物である。これは、女性特有の生きる知恵と言ってもいい、と私は思っている。

 

インドの男性は押しなべて女好き、そして恋愛経験に乏しい男が多い。慣習的にお見合結婚がほぼ大多数、それも30歳になるころにはアレンジ済みというのが定説である。つまり女性と接する経験数がごく限られたまま、彼らは年を重ねてきている。

そのせいだと思うのだが、

八百屋の店主からタクシーのドライバー、ショッピングモールですれ違う通行人にさえ、日本女性はじろじろと物珍しげな視線を浴びる。これが駐妻生活スタートした最初は、気持ち悪くて仕方なかった。

肌の色、目鼻だちがこうもインド人女性と違うのだから目立っても仕方ないのだが、彼らの興味津々の視線には遠慮がない。ただの1ミリも無い。

 

タクシーのドライバーに至っては、去り際に「グッバイ、マダム」と言いながらにやっと笑って握手しようとしてくる奴もいる。彼らに悪意はない、ただ人懐っこく女好きなだけである。

 

いずれ日本に帰ったら、日本人男性は10人が10人とも、奥ゆかしく優しいジェントルに見えたりするのかしら。慣れって恐ろしい!