オレンジの甘さと種の数
Kinnow Orangeという品種のオレンジが旬だ。これはマンダリンオレンジの改良種で、天候に強くて作付けがしやすいので、パキスタン~北インド地方でよく作られているらしい。
日本で食べられるオレンジは、品種改良と丁寧な栽培、そして厳し~い選別作業を経ているのでどれ一つとっても、きれいな色で甘くジューシィーである。種も無いか・あってもひとふさに一個か二個。
これに対しインドは(どちらが良いかという判断はあえてしないけれど)大きさも色もばらつきがあるし、外見にそれほど綺麗ではない。だけれど、味はずっと濃いような気がする。そして種が多い、、、一房から、7個も種子が出てきた時は驚いた。
だけど種が多い=それだけ子孫を残そうという生命力の強さが殺されていない、という事でもあるのかな?
野菜も同じで、イモ類や豆の味は特に濃いような気がする。あと、玉ねぎをみじん切りにするとビックリするほど涙が出る。厳しい気候や環境で育てられるから、野菜も強くなるようだ。