女の金回り
正社員という職から離れて、かなり経つ。
日本に帰国してから、リモートワークを続けていたのが3ヶ月。そして公的に無職になってからを数えれば5か月か。8:30~17:30出社してデスクに座って、ということはもう遠い昔の記憶だ。
失業保険をもらいつつ、許可された範囲内で(つまり週3日程度)アルバイト店員として飲食店のホール接客をしている。世俗的なことを言うけれど、アルバイトは大した収入にはならない。月4万円程度。飲食店接客という働き方をしてみたかったというモチベーションだったので、まぁこんなものかなと納得している。失業保険は、21日分を受給した月で約12万円。これは正直、こんなに貰えるのかーと驚きました。感謝、感謝。
人のこころって卑しいというかゲンキンなもので手元に入る収入がある程度あるなと感じただけで、メンタル的な余裕ができた。世の中金だわ。
もちろんお金で買えない幸せ、愉悦、ワクワクするような遊びはたくさーんある。私の場合、山歩きだそれだったりする。図書館とか散歩とかアマプラで見る映画とかもね。
しかしですね、ご飯を食べるにも暖房を使うにも、山で使うギアを入手するにもお金は必要なのだ。生活に原資があり、かつ少し遊びに消費してもいいプラスアルファがあることの幸せよ。
もうしばらく、いまのまま『倹約家の主婦、アルバイト副収入』を継続しよう。
世におられる専業主婦・子なしはどういう心持ちで、日々の自分の金回りを眺めているのかとても気になっている。