インド映画 Mission MANGAL を観て。
【Mission Mangal】
インド初となる、惑星探査衛星を火星に向け打ち上げるという一大プロジェクトを舞台に、インド宇宙開発機構ISROのエンジニアたちの姿を描く。
全編ヒンディー語かつ英語字幕なし、ゆえにストーリーの細かい所やジョークは想像で追いかけましたが、それでも楽しめました。
・宇宙科学者役・主演のアクシャイ・クマールが渋~くカッコいい!
甘党で宇宙プロジェクトへの情熱に溢れていて、引き締まった体躯と低音ボイスもステキ。
・若いインド人女性科学者が多く出てくるのも印象的。家庭があったり、妊娠や出産で仕事との両立を悩んだり、恋人が兵役してたりと様々な事情を抱えながらも、仕事に誇りをもって望んでいく姿から目が離せなかった。 仕事着として彼女たちが着ているサリー(サリーなんか着ないわって言う欧米嗜好の女性も出てきますが。)も、飾りすぎないのにぴしっとしていて美しい。
インドで活き活きと活躍する女性科学者の姿に、元気をもらえる作品です。
ぜひシアターで見てほしい。音楽もいいです。
手作り豆腐の食べかた。
ひよこ豆で豆腐が作れる、と感激の初回レポートを書いたのがつい先日。
3日後には2度目の豆腐づくりに着手し、理想とする絹豆腐の固さを出すべく加熱時間を長めにとってみた。
前回・豆200g+水400ccで、弱火加熱4分
今回・豆200g+水400gで、加熱は中火→沸騰してきたら弱火、計9分
9分まで長くかき混ぜ続けても、カスタード的もったり感は出ず、くず湯ほどのとろみしか出ない。なんでだ!とそわそわしつつも、タッパーに入れて冷やす。
表面がゼラチン質にカチカチになってしまったものの、その表層だけ包丁で薄ーく剥がしたら、いい感じの固さになっていた。よしよし。
お料理としては2種類に使用。麻婆豆腐とみそ汁。
作ってみて分かったのは、麻婆豆腐みたいに豆腐を「煮込む」料理にすると、豆腐の固さがほぐれてしまい、とろとろと存在感のないとーふになってしまうこと。せっかくニガリなしで固まったのに!!
そしてみそ汁にもコツがある。豆腐は切るか、スプーンですくってお椀に先に入れておく。そして、そこへ味噌汁のおつゆを注ぐこと。お椀の中で、豆腐は自然と温まる。鍋で一緒に煮立てたりしちゃいけない。
これなら固さもそのまま、なめらかやわらか!これは騙されるレベルの絹ひよこ豆腐だ!
ちなみに冷やし固める前に、砂糖や蜂蜜を混ぜるとプリン風になるとか、ねりごまを混ぜれば胡麻豆腐だーとかいう話しもある。
これらも近いうちに試したい。
プネーで豆腐を手作り。
インド・プネに住んでいて、絹ごし豆腐なんて夢だわ...とぼんやりしていたら、インド滞在歴5年という駐在大先輩から「とうふ?ひよこ豆と水だけで作れるわよ~~」と驚きの情報を得て、さっそくレシピを調べ(すぐ見つかりました)作ってみました!
<ひよこ豆で作る豆腐 レシピ>
①ひよこ豆200gを、一晩(8時間)水に浸す。水の量は豆の2倍くらい。
②水をいったん捨てて、新しい水400ccを加え、ハンドブレンダーとかジューサーミキサーでガーーーーっとやる。(このために、一念発起してハンドブレンダーを買いました。from Amazon)
③ザルとさらしで、②を濾してオカラと豆乳に分ける。さらしで濾した後も、優しくぎゅうぎゅうと豆乳を絞りとりましょう。最後の一滴まで!
④豆乳を鍋に入れ、たえずかき混ぜながら中弱火で温めます。4分ほどでトロミが出てきて、葛湯状態になります。そしたらタッパーへ。
あとは冷やすだけ!
と、豆腐だ....!!
驚くほど豆腐そのまんまの味でした。原料、大豆じゃないのに!にがりも使ってないのに! 火加減のせいか、初回はすこし柔らかめ(ざる豆腐くらい)の仕上がり。温めつつ練る時間を長くするか、水の量を少し控えたら固めの木綿豆腐風になるのかもしれません。試行錯誤、あるのみ!
プネのスーパーマーケットで、TOFUという商品名で売っている豆腐は残念なほどおいしくない(※我々夫婦の個人的な所感です!悪しからず)ので、やわらかな豆腐が自宅で作れるなんて、本当に嬉しい。しかも、ひよこ豆(生豆)は200g=30ルピー(45円くらい)と原単価も激安です。
さらに修業を積んで、プネで日本人向けの豆腐屋でも始めたら面白いかしらと秘かに妄想中。
森の妖精 シマエナガにハマる。
シマエナガという鳥がいます。
北海島に生息する野鳥で、その白くて丸っこい姿から、雪の妖精などと愛称をつけられており、野鳥写真家の人気者です。
最近はじめたインスタグラムで、偶然この鳥の写真を見かけたのが運の尽き。すっかり一目ぼれしてしまい、アイドルよろしく愛でています。
だってこの羽毛の白さ。くりっとした黒い目。丸っこくてふわふわしていて小さくて、こんなにかわいいのに野生だなんて!!
雪原を背景に、木の枝にぽてっと止まって、ちょっと首をかしげている姿なんてもう
言葉に尽くせぬほど、かわゆい。
両手に乗せて、あのふわふわした胸毛を指ですくってみたいな、などと変態めいたことを想像してフフフと笑っていると、「またか」と旦那に呆れられます。でもいいの、好きだから。
そんな愛くるしいシマエナガ、しかし自宅で飼いたいとは全く思いません。
北海道の大自然の中を、自由に飛び回って逞しく生きていてほしい。
しかたないので、写真集を買ってしまいそうな勢いです。(もちろん日本では沢山出版されています)
あーかわいい。
俳優や芸能人にのめりこんだことなんて、これまでの人生で皆無でした。そして、そういう人の気持ちってどんな感じなのかなぁと、斜に構えて眺めていたのに。ひとって、なにが心の琴線に触れるか分からないものですね。
インドのストロー変革期
インドではプラスチックごみ減量計画が全土的に進行中です。
まず飲食チェーン店のプラスチックストローを、紙のストローに替える動きがここプネでも各所でみられていました。
しかし。今日はさらに一歩進んだ?ストローに、遭遇。なんとステンレス製です。
冷たいものを飲むには、飲み口もヒヤリとするので結構いいかも知れません。
しかし発想が新しい。まだカフェ一件でしか見かけていませんが、これが今後拡がっていくのかどうか?期待します。
日本人的には、金属の食器ってちょっと抵抗ありますが。(韓国料理店の、金属の箸もわたしはちょっと苦手です。)
KARGOで見つけたシャレメニュー
友人日本人女性と4人で、ランチ(ワイン付き)に行ってきました。場所は、コレガオンパークエリアにあるイタリアンレストランKARGO。何を頼んでもほぼ外れがなく、おいしいお店です。(BGMがちょっと騒がしいのが玉にキズ。)
今回のヒットメニューは、"Gunpowder Prawns Naanza"
ナーンザ、ってなーんだろうと思いつつ。メニューブックの説明書きには「チーズをのせて釜焼きします」とあったので、エビにチーズをかけて焼いたものかなと想像してたら、結果がこちら。
はい、見た目には長細いピザですね。そこで気づきました。
Naan(ナーン)+Pizza(ピザ)=Naanza(ナーンザ) つまりナン生地をベースに使ったピザ!ダジャレか!!
でも美味しかったです。端っこカリカリ、程よい塩辛さ、これはビール泥棒ですね~
【Handiランチ】@The Coliander Leaf
旦那の居ぬ間に(笑)みつけた、おいしいインド料理レストランをご紹介。
※インド料理だけでなく、中華やオリエンタル風(洋食っぽい)メニューもありますが、やっぱりインド料理がおいしいです
★Coliander Leaf
https://www.zomato.com/pune/the-coriander-leaf-kothrud
(写真左)Chicken-Afgan-Tikka=鶏肉のアフガン風炭火焼き?
ピリ辛のスパイスがほどよく効いています。美味。しかし驚いたのは「チキン・○○○ティッカ」という名前のメニュー(○○○の部分だけが違う)が20種類以上もあったこと。スパイスの配合で味付けが違うとか、××地方風とかなんでしょうけれど、選び出すのも一苦労。よくそんなに思いつくな...すごいよインドシェフ。
(右)Mutton Handi =マトン(羊かヤギ)をグレイビーソースで煮込んだ料理。チャパティかスチームライスと一緒に頂きます。両方でも可。
辛みはきつくなく、マトン肉の旨みがよく煮込まれていて、こちらもアタリでした。ハーフサイズでも、2人分強ありそうでしたが。Handiというのは、ステンレス製のどんぶりのような器に入れて供される、マイルドな味付けの煮込み料理のことなんだそうです。
最後に、店内の掲示ボードをパチリ。これを日本語に直すとしたら、どう訳すかなと考えるのが楽しい一文!
「こうビールがおいしいとさ、明日、仕事なんか行きたくなくなっちゃうよな」
インド人も、こういうこと考えるんだなぁ。笑